アムリタを読んで

久々に吉本ばななの作品を読みました。 “アムリタ”

最後の方にその題名の意味が出てきました。

 ー神様が飲む水のことー

「生きていくことが、ごくごくと水を飲むようなこと」

と表現されていました。


“水” は 生きていく上で一番大切なもの。

天理教でも十全の守護と言う、神様のお働き、ご守護(そのお陰でこの世の中も私たちの体も ’普通、当たり前’ のように使わせて頂けている、機能しているもの)として教えられている大事な教えがあります。

その中で “水” は一番最初に説き聞かして頂いているもの。

その働きに名を付けられていて

 くにとこたちのみこと ー 人間身の内の目うるおい、世界では水の守護の理

と言われています。
水がないと生活できません、植物も育ちません、飲めなくなると言うことはもう死を迎えると言うことにもなります。
子が母親の胎内で育っていく時、最初に目が作られて行きます。目で見ること、感じることでの感覚を人間は一番多く持っています。

この “アムリタ” の主人公も、あらゆるもの、出来事をそのまま感じ取り、理解し また理解しようと受け入れ、それらを そう として味わっている。時には感謝して生きている。そんな風に私は感じました。

生きていくと言うこと=水の働きのように理解しすること(私の意見でもあります。)
 そしてそれを受け止めようとする行為、心が その先に来る時、人生を形づくって行くような、 
  それが 生きていくこと に成っていくのかな、と感じました。


『ごくごくと水を飲むようなこと』

とても単純で とても有難いこと。



この主人公の様に、水を飲むことを味わい、出逢いに、そしてその別れをまた味わい、景色を味わい、空気を味わい、意見を味わい、その静けさを味わい、その笑顔を味わい、その時を味わい、知ると言うことを味わい、愛する、愛されることを味わい、熱を味わい、現れでてくることを味わい、生きていることを味わい。

そうやって 神様が飲む水 “甘露” を共に味あわさせて頂けることにもなるのかな。



たまたま友達に借りた本でしたが、今このコロナでの世界的震撼が起き、ここウィーンでも外出禁止令が出て二週間も経ち、きっと普段と違う生活になり窮屈にも感じ、それに伴う問題を抱えている方も少なくはないと思いますが、現状を理解すること、それを受け止め また味わっていくことで、この大変な時期を乗り越え生かせて頂ければ、と願います。



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